国頭村の物産品を中心に取り扱う「道の駅ゆいゆい国頭」(沖縄県国頭村)で働く関谷えみさんの1日のスケジュールはこんな感じ
08:30 出勤
08:45 朝礼
09:00 農家さんに行って出荷のお手伝い
10:30 ふるさと納税関係のサイト管理
15:00 ふるさと納税の返礼品関係で村内の事業所巡り
関谷さんのお仕事は、ふるさと納税の寄付ができるだけ多く国頭村に集まるように改革することです。
ウェブサイトの構成などを練って、国頭村の特産品の魅力を伝えます。
その他にも「こういうものが返礼品にあればいいのではないか」と発掘するのも大切なお仕事です。
「うみんちゅ(漁師)の方と話していて『魚出したら面白いね』という話にもなりました。私は地域の外側からの視点、漁師の方は地域の内側からの視点、この2つを混ぜ合わせると新しい発見があります」
こうやって、現場に足を運ぶのが、関谷さんが地域のみなさんと早々に溶け込んだ理由かもしれません。
あるご夫婦が営む農家に、集荷で訪れた時でした。
おばあさんが「来年はもう畑を辞めるかも」とポツリ。
農産物はたくさんあるのに、体力的にそこまでたくさん収穫ができないという困りごとを抱えていました。
人手不足や後継ぎ問題、畑の遊休化などなど。このような課題を抱えている農家さんは、実は決して少なくありません。
「なので、そんなみなさんの手助けになれたらと思っています。そういった現状を知らなかったという人たちにも知ってもらいたいです」と関谷さん。お仕事の先には、いつも優しい地域の方への思いやりがあります。
関谷えみさん②|お仕事編|国頭村:ゆいゆい国頭
on 2020年12月21日
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